こんにちは、Keep Fitのshotaです。
最近、健康を意識する人のトレンドとして、ファスティングという言葉をよく聞きますよね。
このブログでも、ファスティングについては色々と語っております。
今回の記事では「そもそもファスティングとはどんなものか」ということを、基礎知識としてお伝えしたいと思います。
この記事の内容ですが、
- そもそも、ファスティングって何?
- 酵素とミネラルがあるけど、その違いは?
- ファスティングと断食は違うの?
- ファスティングの方法や、実際の期間は?
という疑問にお答えしていきます。
ファスティングとは?【酵素とミネラルの違いなど、基礎知識編】
ファスティングとは、
一定期間固形物は一切口にせず、決まった酵素ドリンクのみを飲んで過ごす
という行為です。
英語で表記すると【fasting】となり、意味は「断食」と記されています。
期間は人によって設定できますが、基本的には絶食は3日〜7日くらいです。
- 準備期間
- ファスティング(断食)期間
- 回復(復食)期
と、3つの期間に分けて実践します。
ファスティングの目的
ファスティングをする目的、それは
普段の食生活の中で、過剰に取りすぎた余分なもの(脂肪や毒素)を取り除く
というもの。
では、体内に溜まっている毒素とは、一体どんなものでしょうか?
- 食べ物に含まれている食品添加物や農薬
- 身体に触れる、大気汚染物質やタバコの煙
- シャンプーやリップクリームなどに含まれる添加物
など、普段の生活の中で食べるものや触れるものに、微量ですが身体に良くない添加物が含まれています。
それらの原料は、化学物質・プラスチック・石油などが由来。
見慣れた物に形は変えて入るものの、それらが身体の中に少しずつ蓄積されているんですね。
意識していないとなかなか気付きませんが、普段の生活には毒素となるものが溢れているのが現実。
特に日本は、添加物の規制が欧米諸国よりもかなり甘いという調査があります。
他国では禁止されているような成分も、普通に使われているということなのです。
しかし、これらに触れずに生活していくというのは、実質無理です。
そういった毒素が毎日の生活の中で溜まっていくので、ファスティングで取り除こうというのが目的です。
なので、全部を無くすと言うよりも、
なるべく気を使いつつ、毒素も甘んじて受け入れる
↓
溜まった毒素は、ファスティングで定期的に排出する
という流れを習慣化するのが、バランスの取れた生活を送るコツなんだと思います。
ミネラルファスティングと酵素ファスティングの違いは?
ファスティングというと、様々な方法があります。
特に代表的なのが、ミネラルファスティングと酵素ファスティング。
この2つをよく目にします。
「ミネラルと酵素の違い」の答えですが、結論を言うと、どちらも一緒です。
厳密に言うと、酵素とミネラルは全く違うものではありますが、ファスティングに関しては同じ扱い。
ファスティングの内容として、絶食期に専用のドリンクを飲んで過ごすのですが、これを酵素ドリンクと呼びます。
酵素の働きを活性化させるのがミネラルなので、総じて同じ名称を使っているのかもしれませんね。
断食とファスティングの違いは?
断食もファスティングも、言葉としては同じで、日本語か英語かの違いです。
ただ、健康に関するファスティングでは、意味が大きく変わってきます。
ただの断食と言うと、絶食・絶飲のことを指して、極端なダイエット方法としてこれを取り入れる人も多いですよね。
ファスティングはただ絶飲食するのではなく、酵素ドリンクを摂取しながら、毒素を抜いていくというもの。
ダイエットの概念でいうならば、
断食:無意味に食べないで、無理やり体重だけを落とす
ファスティング:意図的に食べないで、本来あるべき姿に戻していく
というイメージです。
ちなみに断食ダイエットの場合、ほとんどの人が落ちる2つの罠があります。
それは、
- 体重は落ちてるが、実際には脂肪燃焼ではなく、筋肉が減少しているだけ
- 無理に我慢をして食べないことによって、その後大食いをしてしまう
です。
結果、筋肉が落ちた上に、その後の大食いでリバウンド。
スタート前よりも脂肪を蓄えてしまうどころか、筋肉量が落ちて代謝も下がるため、より痩せにくい体質になります。
酵素の力でデトックスするのが、ファスティングの仕組み
人間の体内では、大きく分けて2種類の酵素が働いています。
それが、消化酵素と代謝酵素というもの。
消化酵素は、食べ物を消化・分解して、身体に栄養素を吸収しやすくする役割。
代謝酵素はその吸収された栄養素を、身体中の細胞に送り届けて活性化させます。
体内の毒素を汗や尿で排出させるなど、新陳代謝に関する役割を持っています。
簡単にまとめてしまうと、
- 消化酵素→吸収する役割
- 代謝酵素→排出する役割
と覚えて頂ければスムーズかもしれません。
代謝酵素の働きで、新陳代謝の活性や免疫力がアップ
ファスティングをすることで、食べ物を消化するための消化酵素の働きが抑えられ、代謝酵素が活発に働きます。
そのことにより新陳代謝が活性化し、自然治癒力や免疫力がアップ。
細胞の修復も活発になる効果も期待できます。
また身体の負担になる食材を摂取しないことで、老廃物を体の外に出してくれます。
そのため、体内の大掃除の役割も果たしてくれるのです。
ケトン体によって、毒素排出と体脂肪の燃焼効果
さらに、ファスティングは3日目からケトン体という脂肪燃焼ホルモンが大量に分泌され始め、
- 頭がスッキリクリアになる(α効果)
- 毒素の排出
- 体脂肪の減少
- アレルギーやアトピーなどの症状の軽減
といった効果も期待できます。
ケトン体は体脂肪をエネルギーとして働くので、これがダイエット効果があると言われる理由です。
ケトン体に関しての詳しい情報は、こちらの記事にまとめました↓
ファスティングはただ「断食して痩せよう」といった単純なものではありません。
人体の仕組みに沿った、治癒プログラムなんですね。
ファスティングの方法や、実際の期間は?
ファスティングは、
- 準備期(7日間)
- 絶食期(3日間〜)
- 回復・復食期(ファスティング日数から‐1日が目安)
といった流れで行います。
身体に溜まった毒素を取り除くという意味では、
- 2ヶ月に1回
- 季節ごと
になど、定期的に実践するのがベター。
前述しましたが、ケトン体が出るのが3日目なので、2日以内の絶食では効果はあまり見込めません。
実際にやってみるとわかるのですが、絶食期3日間の時間を取るとしても、「何も食べない」というのはなかなか厳しいもの。
準備・回復期を含めると、2週間近くの取り組みとなります。
飲み会や食事会の予定が絶対に入らないタイミングで、スケジュールを組むことをオススメします。
絶食期は、3日間〜6日間の中で行うことをオススメします。
7日以上は、飢餓状態にもなる可能性があり、身体への負担も大きいからです。
6日絶食した後は、達成感もスゴそうですよね。
詳しいファスティングの期間については、こちらの記事でご紹介しています↓
併せて読んで頂けると嬉しいです。
ファスティングとは?【酵素とミネラルの違いなど、基礎知識編】 まとめ
この記事のポイントをまとめますと、
- ファスティングは、一定期間酵素ドリンクのみを飲んで過ごすこと
- ファスティングの目的は、過剰に取りすぎた余分なものを取り除くこと
- ミネラルファスティングと酵素ファスティングは同じ意味
- ファスティングは断食ではあるが、絶食ダイエットではない
- ファスティングの絶食期間は3日から意味がある
ということですね。
ファスティングについて、少しでもこの記事が役に立ってくれれば嬉しいです。
この記事を書いている僕自身も、半年に1回のファスティングを実践することを習慣にしています。
また、月に1回はプチファスティングも行っています。
最初はダイエット目的と思っていたのですが、本質は体の中の毒を抜くことです。
そのおまけとして、体脂肪の燃焼まで見込めるのですから、メリットは多大ですよね。
ただ、実際の絶食期間は、何も食べられないツラさとの勝負です。
乗り越えた時に、食事のありがたさや達成感が得られ、キレイになった自分の身体もそこにあります。
ぜひ、健康の習慣としてファスティングにチャレンジしてみて下さい。
ミネラル(酵素)ファスティングについて【まとめ記事】
keep fitのファスティングに関する記事は、こちらのページに全てまとめてあります。
- ファスティングにこれから挑戦したい
- ファスティングについて知識を深めたい
- ダイエットとしてファスティングをやってみたい
という方に、ぜひご覧頂ければ嬉しいです。
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