こんにちは、Keep Fitのshotaです。
ファスティングの準備期・回復期で重要となる
まごわやさしい
についてご存知ですか?
身体に優しい、和の食材の頭文字を取った合言葉ですね。
こんかいは、まごわやさしいについて記事を書いていこうと思います。
この記事では、
- まごわやさしいとは?
- 何で「まごわやさしい」食材が良いの?
- まごわやさしいにも種類がある
をご紹介します。
「まごわやさしい」とは?ファスティングの準備・回復にも重要
では、まずはじめに「まごわやさしい」についてご紹介します。
ちなみに、「まごは」ではなく「まごわ」なので、ご注意を。
まごわやさしいとは?
まごわやさしいとは、
日本人の体質に合った、健康な食生活を送るための和食材の頭文字の語呂合わせ
のことを言います。
現代の日本では、食の欧米化がどんどん進んでいる傾向に。
もちろん欧米の食事も、美味しい食べ物もたくさんあります。
が、炭水化物・脂質・タンパク質のバランス(PFCバランス)が脂質や炭水化物が多くなりがち。
肥満や糖尿病などの、生活習慣病に繋がる恐れもあります。
では、実際にまごわやさしいの食材をご紹介します。
マ:豆腐・味噌・納豆などの豆類
植物性のたんぱく質・マグネシウムが豊富。
そのままの状態よりも、発酵食品の方が栄養価も高いのでオススメ。
ゴ:ゴマやアーモンドなど、ナッツ類
脂質・カルシウム・鉄分などが豊富。
おやつ代わりにつまめるので、ちょっとした空腹を満たすのにもおすすめ。
ミックスナッツを買って食べる場合、塩を振っていない無塩タイプのものを選びましょう。
また、スライスアーモンドや砕いたピーナッツなどは、料理のアクセントとしても使えます。
ワ:ワカメ・昆布などの海草類
カルシウムなどのミネラルや、鉄分が豊富。
なかなか一度に量を摂取するのが大変なので、味噌汁など汁物の具材として入れるのがオススメ。
沖縄の伝統料理でもある、クーブイリチーもご飯によく合うので、常備菜としても良いですよ。
ヤ:野菜全般
ベータカロチン・カリウム・ビタミンCなど、多くの栄養素が豊富。
特に色の濃い緑黄色野菜は、栄養素が高いのでオススメ。
厚生労働省では、野菜は1日350gが推奨摂取量と定めています。
一度に多くの野菜を摂るのは大変です。
スープやカレーに野菜を多く入れると、水分に溶け出した栄養も一緒に摂れるので効率が良いです。
ちなみに果物も栄養素が高いですが、糖質も多く含まれるので、食べ過ぎは注意です。
サ:魚類(特に青魚や鮭)
オメガ3脂肪酸やDHA、ビタミンB群が豊富。
フィッシュオイルとしてもサプリでおなじみのオメガ3脂肪酸や、頭が良くなる栄養素としてのDHAが、青魚にはたくさん含まれます。
青魚とは、サバ、イワシ・アジなどの魚ですね。
食の欧米化により、日本人の魚の摂取量はどんどん減ってきています。
焼き魚や煮魚で、積極的に摂取したいところです。
シ:シイタケ 椎茸などのきのこ類
ビタミンや食物繊維が豊富。
乾物のしいたけは、美味しい出汁としても使えます。
焼く・煮る・炒める・揚げるなど、調理方法も多様なので、色んな料理に使えます。
鍋料理に入れれば、量や種類をたくさん摂れるのでオススメです。
イ:じゃがいも・さつまいもなどのイモ類
食物繊維、ビタミンC、炭水化物が豊富。
さつまいもは炭水化物が多く含まれますが、GI値が低いので、太りにくい食材としても有名です。
食物繊維は腸内を掃除してくれる役割もありますので、日々摂取したいですね。
何で「まごわやさしい」食材が良いの?
まごわやさしい食材が良い理由は、
脂質が少なく、タンパク質やビタミン・ミネラルの栄養価が高いからです。
食が欧米化していくと、
- 脂質や炭水化物のバランスが多くなる
- タンパク質・ビタミン・ミネラルが減る
といったデメリットがあります。
もちろん動物性タンパク質も必要な栄養ではあるのですが、どうしてもバランスが崩れやすくなるんですね。
なので、まごわやさしいの食材もしっかりと摂ることで、栄養のバランスを整えることが出来るのです。
まごわやさしいにも種類がある
まごわやさしいを基準に、
- まごわやさっしいっす
- まごにはやさしいわ
- まごたちにはやさしいわ
といった語呂合わせもあります。
新しく出てきた、
は・た・ち・に・つ・す
について詳しく紹介しますが、動物性の食材が主に加えられた感じですね。
は:発酵食品
発酵食品には、健康を保つためによい働きをする細菌が多く含まれています。
これを有用菌と言い、腸内の善玉菌を増やしてくれる効果があります。
結果として、病原体などと戦う免疫細胞を活性化してくれます。
た:卵
たまごは食物繊維とビタミンC以外の、すべての栄養素を含んでいると言われています。
栄養価が非常に高く、調理方法も様々。
非常に万能な食材なのです。
ち:チーズなどの乳製品
チーズや牛乳、ヨーグルトなどは、カルシウムが豊富。
そして、ナチュラルチーズは「白い肉」という別名があるほどに、良質なたんぱく質が多く含まれています。
チーズは太りやすいというイメージもありますが、吸収されにくい脂質でもあります。
また、腹持ちが良いので、おやつとしてもオススメ。
に:肉類
肉類はタンパク質やビタミンが豊富。
特に赤みが多い牛肉や、鶏のムネやササミはダイエット食としてもよく使われます。
ただし、肉の脂身は旨味が強いですが、飽和脂肪酸が多いので生活習慣病の原因にもなります。
つ:漬物
漬物類も作る過程で発酵が進むので、発酵食品として腸内の善玉菌を増やす効果があります。
ただし、生活習慣病を避けるため、塩分が強いものはNG。
ぬか漬けやキムチなどが、日常では食べやすくておすすめです。
す:酢の物
最古の発酵調味料とも言われるお酢は、酢酸やクエン酸をはじめとする、多種類の有機酸を含みます。
疲労回復や、整腸作用の効果を持ち、殺菌作用もあります。
「わ」のわかめなどの海藻類とも相性がよく、酢の物として食べることで、美味しく量も摂取できます。
ファスティングに「まごわやさしい」が大事な理由
ファスティングの準備期に「まごわやさしい」の食事は欠かせません。
その理由は、絶食期に向けて、
- 動物性の栄養素を抜く
- 栄養のバランスを整える
ことが目的です。
絶食期には身体が産まれたてに近い状態になるので、動物性の栄養素や、添加物は空にしておく必要があるからです。
そのため、まごわやさしいの食材でバランスよく栄養を取ることが大事。
動物性を排除するということで、「さ」の魚類も避けた方がベターです。
準備期から「まごわやさしい」を意識して食事をすることで、ファスティングの絶食期にもスムーズに入れます。
「まごわやさしい」とは?ファスティングの準備・回復にも重要 まとめ
この記事のポイントをまとめると、
- 「まごわやさしい」は、身体に優しい和食材の語呂合わせ
- ファスティングでは、肉・乳製品・卵・魚類といった動物性を避ける
ということですね。
ファスティングの準備期・回復期でも大事な要素ですが、普段の食生活でも「まごわやさしい」を取り入れてみて下さい。
もちろん、全てにおいてバランスは大事。
肉類やスイーツなども、程よく食べることで、人生の質を向上させますよ。
ミネラル(酵素)ファスティングについて【まとめ記事】
keep fitのファスティングに関する記事は、こちらのページに全てまとめてあります。
- ファスティングにこれから挑戦したい
- ファスティングについて知識を深めたい
- ダイエットとしてファスティングをやってみたい
という方に、ぜひご覧頂ければ嬉しいです。
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